2007年04月30日
真山 仁『ハゲタカ』講談社文庫
最近、雑読はしていたが、実はほとんど読んでいなかったジャンルがある。
それが「小説」である。
以前は推理小説ばかり読み、特に宮部みゆきさんの著作は
すべて買っていた時期がある。
しかし、あるときを境に小説自体を読まなくなった。
数年間読まずにいたのだが、ひょんなことから
読んでみようと思ったのが『ハゲタカ』である。
『ハゲタカ』(上)(下)と『ハゲタカⅡ』(上)(下)があるのだが
最初は前者しか購入していなかった。
しかし、2冊を読み終えたあと、我慢できずに後者を買いにいった。
こんなことは漫画『ガラスの仮面』と同じく漫画『スラムダンク』以外
なかったことである。
しかも、『ハゲタカⅡ』(下)を読み進めて残り100ページとなったとき
「読む終わるのがつらいから読むのやめようか。」と思ったくらいである。
ネタばれせずに書く自信はないので詳細な感想は書かないけれど
登場人物一人一人が魅力的でおもしろいのと、
作中に出てくる新聞記事の書き方が、さすが元本職だけあって
リアルでおもしろい。
記者はこういうふうに編集して記事にするんだな、
そして記事の読み方は、書かれたことを鵜呑みにするのではなく
いろんな角度から読むことを自分でしないといけないんだな、
ということを教えてもくれる。
『ハゲタカⅡ』(下)を読み終えたとき
最後のページに「・・・to be continued」と書いてあったのを見て
思わず両手をあわせて「ありがとう」とお礼をいってしまった1冊。
気になって仕方がないので早く次を出してください。
投稿者 Taniguchi : 15:42